けんこう
ふく あつ せい にょう しっ きん よ ぼう
A腹圧性尿失禁の予防
腹圧性尿失禁<ふくあつせいにょうしっきん>とは
<せきやくしゃみをしたときなどに、つい尿が出てしまうことです>
〜出産、加齢、閉経などによって尿道や膣のまわりの筋肉がよわくなったため、
おなかに力が入ったときに尿がもれやすくなること。
咳・くしゃみ・怒責など、腹圧が加わったとき尿道閉鎖圧よりも膀胱内圧が高くなり、
尿漏れをおこす病気です。〜
*高齢になるにつれて、尿失禁<にょうしっきん>をすることが多くなってきます。
<実際には30歳代以上の女性の少なくとも2割以上の方に、自分の意思に反した尿もれがあるといわれています。>
日々の生活に大きな支障となりますので、悩まずに
先ずは、紙パンツや尿失禁用の紙パッド等を気軽に使うようにしましょう(^-^)/
最近の紙パンツは薄型で普通のパンツと変わらない感じのものもありますし、尿漏れパッドも様々な種類のものが
市販されています。その他にも、洗濯可能な普通のパンツ型のものもあります。↓(^^)v
<薬局やホームセンター等にも置いています。大型のドラッグストアー等には品数が多くあるので選び易いと思います。>
治療には@運動療法A薬物療法B電機刺激療法C手術療法<TVT手術>等がありますので、
お悩みの方は気楽に診察をうけましょう。
CTVT手術とは?TVT手術専用のテープが尿道周辺ノサポート力を回復させ、尿がもれることを
防ぐ手術です。
腹圧性尿失禁以外にも【切迫性尿失禁】等があります。
<【切迫性尿失禁】とは・・・「尿意をもよおして。トイレに行くが間に合わない」「下着を下ろしている間に出てしまう」
「昼も夜も尿が近い」このような方の多くは、膀胱にたまる量が正常よりも少なく、
その人の意思に反した膀胱の勝手な収縮(無抑制収縮)があります。
膀胱容量を増やし、無抑制収縮を減らす薬が有効です。>
受診できる医療機関は@産婦人科A泌尿器科B精神神経科などです。
にょう しっきん よ ぼう たい
そう
尿失禁予防体操 <基本編>
骨盤底筋をきたえるための基本動作・<息を吸う動作に合わせて、肛門、膣、尿道を胃のほうに吸い上げる。>体操です。
1.肛門を閉める・(排便や放屁を我慢するように)
2. 膣、尿道を閉める(トイレでにょうを途中で止めるように)
3.息を吸いながら肛門、膣を胃のほうへ吸い上げるような感じで
持ち上げる。
4. 3.の状態でそのまま3つ数えたら、息を吐きながら全身の力を抜いてもとへ戻す。
弱っている筋肉をきたえるためには続けて10回以上はせずに、何度にも分けて
1日100回を目標に毎日続けることが大切です。